まるまる日記

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フラダンスおばあちゃん

「柴ちゃんですか」
とそのおばあさんは話しかけてきた。
ウチのグリーティング アンバサダーと一緒に歩いているといろんな出会いがある。

「私、犬が大好きで昔はずっと飼っていたんですけどねぇ。
今はもう年だから…」

93歳になると言っていたが、お世辞抜きで全然そうは見えない。
肌もきれいだし。
そう伝えると
「じゃあ100歳に見える?(ニコニコニコッ!)」

かわいい!
なんとも茶目っ気たっぷりでかわいらしい女性だ。

「背中を痛めちゃってから歩行困難なんですよ」
「お元気に歩いていらっしゃるじゃないですか」
「犬と一緒はもうダメよ」
「十分お元気そうに見えますけど」
「いえいえ、もう全然。言語障害でうまく話せないし」
「いいえっ!ちゃんとお話しになってますよ!」
「私、おしゃべりだからねぇ」

自分の老齢を卑下して自虐的に話す人は多い。
でもこのおばあちゃん、いろいろ言ってはいるけれど
ちっとも卑下なんかしていない。
老いた今も十分楽しそうだ。
それに、どうも若いモンを相手にちょっと遊んでくれているような気がする。

「昔はねぇ、これでもダンスなんかしていたんですけどね。
ワンツー、ワンツー、クリック クリックってね」
クリックじゃなくてクイックでは?と思ったが、言わないでおいた。
クリックでもクイックでも、大体同じだ。


「もう早く動けないから、今じゃフラダンスよ、フラ」
「フラもすてきですよね」
「そうよね。フラをおどるのよ」

そう言ってそのおばあちゃんは両手を体の横でゆらゆらと揺らしてみせた。

「じゃあね~、ワンちゃん」
そしておばあちゃんはフラダンスもどきを踊りながら去って行った。

かわいいなぁ。
かわいいおばあちゃんだなぁ。
突き抜けた感じが最高だなぁ。

もう一度振り返っておばあちゃんを見ようとしたけれど、
電信柱の陰に入ったのか見当たらない。

また会えるといいな、フラダンスのおばあちゃん。
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by maru-blog | 2011-01-31 12:37

ねぇ、こっち向いてよ。

お年頃のせいか、最近めっきり病院へ行く機会が増えた。

今はどこも全てコンピュータ化されているので、
カルテだってコンピューターで管理しているところが多い。
PCで入力すればきれいだし管理も楽。
この前行ったところは、シートに薬の説明が書いてあって、
薬の名前をペンでタッチすると出した薬が入力される仕組みになっていた。
いちいち長ったらしい薬の名前を入力しなくてもいいんだね。
ほ~便利。

でもそのせいで、患者の顔を見ない先生が多くなったような気がする。
ひどい先生は私が入室した時からなにやらカチャカチャカチャ…。

maru:せんせい、こんにちは。お願いいたします。
先生 :はい、こんにちは。 (カチャカチャカチャ) どうしましたか。(カチャカチャ)
maru:実はかくかくしかじか。
先生 :ふんふん。 (カチャカチャカチャ)じゃあ、お薬を出しましょう。(カチャカチャ)
    三日分でいいですね。(シートをタッチ…カチャカチャ)
    じゃ、お大事に。(カチャカチャ)
maru :はい、おねがいします。ありがとうございました。
先生 :(カチャカチャカチャ)


結局先生のお顔は拝見できず仕舞い。
素敵な横顔だけ拝んで帰って来ることも。

都内の某大学付属病院にある「病気を診ずして病人を診よ」の額、
この先生にみせてあげたいなぁ。
具合が悪いのは私で、コンピューターじゃないんだけどなぁ。
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by maru-blog | 2011-01-27 10:35

門出

ちょうど1年前にご紹介した、代々木上原にあるアロマルームkalokalo。
http://lsmaru.exblog.jp/m2010-01-01/

ご自宅の転居にともない、急に世田谷区砧に移転することになりました。
http://kaloblog.exblog.jp/15328306/

Rieちゃんは私がアロマテラピーを勉強していた時、
一緒に勉強した仲間です。
その後もRieちゃんのサロンに通わせていただいたり
Language Studio・まるを立ち上げる時には企業家の先輩として
アドバイスをいただいたり、
とにかく助けていただくばかりの人なのです。
頻繁に会う仲ではありませんが、
折り目折り目には連絡を取り、貴重な意見をいただいていました。

そのRieちゃんが上原からいなくなります。
なんだかショック…

Language Studio・まるを立ち上げた当初、うまく運営ができなくて
やっぱり日本語学校に戻ったほうがいいのでは、
非常勤講師でもここよりは安定を望めるし…と揺れた時期もあったのですが、
「最初つらくても、とにかくしばらく続けてみたら?
どうにか続けられるなら、そのほうがいいよ」のことばを聞き
思いとどまったことがあります。
今も決して安定しているとはいえないけれど、
戻らなくて本当によかったと思っています。
それもこれもRieちゃんのことばがあったから。

その後もRieちゃんのサロンは発展を続け、
Rieちゃん色のサロンにどんどん変わっていきました。
それを近くで見ていたから、私もがんばろって気持ちになれました。

そのRieちゃんが上原からいなくなります。
なんだかショック…

でもね。
どこにいたって、友達は友達。
砧なんか上原のすぐそば! 
自分が不安なだけでRieちゃんの新しい出発の足をひっぱっちゃイカンイカン。
と思い直して。
新しい門出をお祝いしなくちゃね!

Rieちゃん、上原のkalokaloの終了、おめでとうございます。
そして砧のkalokaloの誕生、おめでとうございます。

新しいサロンは天窓つきの静かなお部屋みたいだし、
皆さんも是非出かけてみてください。
新しいサロンは2月19日オープン。
ゆっくりとした時間がほしい方、お勧めです。

kalokaloのHPはこちらから
http://kalokalo.web.infoseek.co.jp/
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by maru-blog | 2011-01-20 13:51

ピラミッドのPか、トライアングルのTか

歩いていると勧誘のお姉さんに声をかけられた。

「近くで××の教室やってま~す。
よろしかったら、いらっしゃいませんか」

普段この手のお誘いには全く興味を示さず素通りするのが常なのだが、
私も近くで日本語の教室をやっている都合上、
何の教室だか興味があって、

「え、何のお教室ですか?」と聞き返してしまった。

お姉さんは何かチラシをくれながら
「×××スです」

体を動かすことには一向に食指を動かされない私。
「あ~、ティラピス…すみません、結構です」

でもこんな私でもお姉さんの非常に困った顔と
チラシに大きく書かれたPの文字は見逃さなかった。

しまった、もしやピラティス?

恥ずかしながら今までずっとティラピスだと思っていたよ。
何たる失態。
ティラミスじゃないんだからさ、もうおバカ丸出しじゃん。
どうしよ~。

顔を赤くしながらそそくさとその場を立ち去ったのだった。

不必要ながらなぜこうなったか分析してみるに、
たぶん最初に見たピラティスの説明だか広告だかに、
ピラミッドのような三角形の空間の中で座禅を組んでいるようなイラストがあり、
三角形 → トライアングル → Tで始まる → ティラピスのティはトライアングルのT
という思い込みでティラピスになっちゃったんだと思う。
単純に ピラミッド → P の図式になってくれたらよかったのに。
悪いのはすべてあのイラストだ。

後日、義姉と話す機会があり、同い年の彼女とはお決まりの健康の話題になった。

姉   「この年になると、体ちょっとでも動かしといたほうがいいよね。何かやってる?」
maru  「運動は百害あって一利なしだよ。変に急に動かないほうがいいよ」
姉   「でもさぁ、ヨガとかティラピスとかなら いいんじゃない?」

このお年頃の女子にはティラピスが定着しているのかもしれない。
彼女もあのイラストに毒されたクチにちがいない。

それにしても「わたしポーク」とか「春ウ○コ」とか、覚え間違いが多い。
年齢によるボケではなく、若い時から勘違い野郎なのがなんとも悲しいけれど。
これにボケが加わったら、どうする私?
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by maru-blog | 2011-01-18 17:51

わざわざ来てくれて、ありがとう。

日本語学校時代の友人の紹介で
Language Studio・まるで勉強をはじめたVさん。
もう1年半くらい一緒に勉強してきました。
初級後半だったVさん。どんどん上達して、
もともと発音がいいことも手伝って、
今ではとても自然に話せます。

物静かなVさんは、メキシコ人のくせに
お酒はあまり飲まないし、サッカーには全然興味ないし、
日本人がメキシコ人に抱くステレオタイプってものを
ことごとく裏切ってくれる、癒し系の男の子です。

昨年末、2週間ほど国に帰って久しぶりの休暇を満喫。
その前から仕事がとても忙しかったので
年が明けてレッスンを再開したのは、最後のレッスンから1か月ぶりのことでした。

「メキシコのお土産です」と言ってくれたのは
かわいらしいサボテンのテキーラグラス。
私もお酒を飲めないことを知っているVさんは
「日本酒入れて飲んでください」と茶目っ気たっぷり。

でもこの日Vさんが来てくれたのは、レッスンのためではなくて
しばらくお休みしますってことをわざわざ言いに来てくれたのでした。

「電話やメールでもよかったのに~」と驚くと
「これ、渡したかったし…」とVさん。
嬉しいなぁ。
そうやって最後に顔を見せに来てくれたんだぁ。

システムエンジニアのVさんは今違う会社への転職を考えていて、
そのためには自分のスキルアップのための勉強が必要だとのこと。
空いている時間は「自分のプロジェクト」のために使いたいので、
もうひとつ習っているバイオリンもしばらく中断するんだそうです。

すごいなぁ。
がんばっているんだなぁ。

「落ち着いたらまた勉強に来ます」
そう言って帰って行ったVさんは、
1年半前に不安そうにまるのドアを叩いた時より
ずっとずっと頼もしくなったような気がしました。
いろんなこと、あったしね。

外国で、スキルアップのために一人でがんばるのって、
本当にすごいことだと思います。

がんばれ!Vさん。
やりたい仕事、きっとできるよ。


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by maru-blog | 2011-01-17 16:31

古い話

知り合いで京都出身の女性がいるのだが、
その人が福島へお嫁に行く時、
「官軍が来る」と旦那の親戚中で大問題になったそうだ。
そして最初は「官軍だから」という理由でいじめられたものの
最後にはおじいちゃんに「官軍なのによくやる」と褒められたとか。
いじめる理由も褒める理由も、なんだかスゴイ。

でもそこは白虎隊の福島。
おじいちゃん、おばあちゃんの気持ちを考えればわからなくもない。


でもこの東京で、代々木上原で、これと似た話が出てこようとは!

犬連れで歩いていると、いろんな人に話しかけられる。
その日もそうだった。

昔から上原に住んでいるというその女性は話好きのようで
すぐに犬の話題からそれて違う話に飛んでいった。
いろいろ話すうちに、近所の家の建て方に不満があるらしく、
初対面の私にもちょっとばかり文句をこぼした。
そして最後のセリフが

「この道を境にして、こっちは鍋島様の土地で向こうは徳川さんの土地だから
しょうがないのよねぇ」

なにがどうしょうがないのかわからない。
どうして家の建て方に鍋島・徳川の領地が関わってくるのかわからない。
確かに鍋島家のお屋敷も徳川家のお屋敷もあったけど。
でもそれがどう関係してくるんだろう。
わからない。
それにどうして鍋島「様」と徳川「さん」?

善悪の判断の基準が現代の世の中にして、官軍か幕軍か。
150年も前の出来事なのに、未だに人の心に影響を与えている。
歴史って重いなぁ。
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by maru-blog | 2011-01-13 11:05

代々木上原駅前の日本語教室~Language Studio・まる~を主催する maru*maruの不定期日記です。
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