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まるまる日記

7月だというのに

夏に突入しているというのに…
私ったらブログ書いてる…。

去年もおととしも、夏は頭も身体も働かず、お休みでした。
それなのに、私、えらいじゃない。
といっても、頭が働いていないのはいつものことなので、
ロクなこと書いてませんが。
でも私、偉いえらい。

で、またロクでもない話しです。

昨晩は犬の散歩中、なにかの拍子で首輪が外れ
Language Studio・まるのグリーティングアンバサダーが
テンションマックス超えで町中を全力疾走するという事件が勃発。

捕獲劇、無事終了はしたものの、
なにより、道を飛び出したところを車にひかれるという最悪のパターンを想像し、
こちらは緊張の極みでござんしたよ。
今朝もまだ緊張のためか走りすぎたせいか筋肉、こわばってます。


普段はちゃんと言うこと聞くのに…
テンションあがっちゃうとダメだなぁ。

再度犬の教育と首輪の安全性を見直さなきゃですね。


それにしても上原って急な坂が多い町だわ。

ふぅ…。



# by maru-blog | 2011-07-28 09:57

人の力

テレビを見ていても番組自体よりコマーシャルのほうが好きなmaru*maru。
先月カンヌ国際広告祭で九州新幹線全線開通のコマーシャルが金賞を取ったというニュースを聞き、
さっそくそのCMのDVDを入手いたしましたよ!

昔、JRのCMを会話の授業に使おうと思い、JR東日本の広報に電話をかけて
「日本語学校の授業で使うからコマーシャルのビデオをください」って
今から思えばなんとも無謀なお願いをしたことがありました。
じゃああげるから授業の企画書を送れって言われて、
必死になって書いた覚えがあります。
人の力_d0139476_14194273.jpg

今回、企画書、書きませんでした。
だって販売してたんだもん。
1000円。

高いか安いか、人それぞれ。
でも私にはものすごいお買い得商品!

九州新幹線の開通は3月12日。
そう、大震災の翌日。
なのでこのお祭りムード満開のCMは自粛ということでお蔵入りになったといういわく付きのCM。

で、そのCMの内容ですが…。
たくさんの人が新幹線に向かって手を振っている…。
それだけです。

もうちょっと付け加えれば、レインボーカラーのタオルとか傘とか、
イメージカラーの何かを身につけて狂喜乱舞して手を振っている人たちを
走る新幹線の中から撮影したものです。

それなのに何でこんなに感動的なのか。

大歓声の中、鹿児島中央駅を出発する新幹線。
そして沿線には…

マンションの部屋の窓から身を乗り出す老夫婦。
工場の屋根にのぼっている人。 
幕転を繰り返す小学生。
小学生くらいのかなり大きな子を肩車して走り続けるお父さん。
田んぼの中から、橋の上から、学校の校庭から。
とにかく続く、手を振る人の波、波、波。
鹿児島から博多まで延々と続く人の波、波、波。

「九州はひとつに」ってナレーションがはいるけど、
「いいや!九州だけじゃない。関東も入れてっ!」って言いたくなります。

なんとかレンジャーのコスチュームを着てピッ!とポーズを決める5人組。
わけも分からずジャンプする犬。

私のお気に入りのシーンですが、一番涙腺を刺激するのが
新大牟田駅の駅員さんたち。
全員ホームの端に並んで新幹線に向かって最敬礼。
ひとつ前の新玉名の駅員さんたちが手をつないでジャンプしていたのとは対称的です。
「動」の中の「静」。
高まっていた気持ちが一気に爆発します。

そして終点博多。
大スター並みの出迎えを受ける運転手さん。
運転手さんと一緒にこちらの気分も最高潮。

書いてしまえばなんてことはないCMですが、
軽快なリズムの音楽とともに、明るい気持ちになれるCMです。
なぜだかとても感動的なCMです。
人の力ってすごいなって思えます。

YouTubeでも見られます。
ぜひチェックしてみてください。

メイキングも笑えるよ。

あ、docomoの「木琴」のCMも別の部門で金賞です。
こちらも要チェックです。



# by maru-blog | 2011-07-16 14:21

茶色の手の決意

先日ご紹介したPさん。
日本を離れる時に、丹精込めて育てていた植木をLanguage Studio・まるに置いていってくれた。

ところが私ときたら、植物界では知る人ぞ知る「茶色の手」。
あの家に入ったら最後、決して生きては出てこられないと悪名高き女なのだ。
それをPさんに話したら、
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。 かんたんですから」

緑の手の人はみんな簡単だという。
それって折り紙の本や編み物の本と同じだ。
分かる人にはよく分かるけど、分からない人にはチンプンカンプン。

植物だって分かる人には水の上げ時や植え替えの時がよく分かっても
分からない人には分からない。
何で?と聞かれるが、何でもカンでも分かんない。

でももらい手がなければ破棄される運命。
それはかわいそうなので、ありがたくいただくことにした。

そしたらなんと2鉢も!
茶色の手の私の元に2鉢も持ってくるなんて、
Pさん、なんてチャレンジャー。

当の葉っぱちゃんたちは噂を聞いて来たのか、既にちょっと委縮している模様。
だいじょうぶだよ、ちゃんと育てるから。

ひとつはちょうど背丈がホワイトボードの下にぴったり収まった。
ここがあなたの定位置だよ。
この部屋の中では一番明るい場所だし、よかったね。
茶色の手の決意_d0139476_10145080.jpg
まだまだこの場所に慣れないようだが、
しっかり育てて、いつかPさんに写真を送ってあげようと思う。

茶色の手の人は自信なさそうに、そう誓った。



# by maru-blog | 2011-07-14 10:17

別れの季節

普通の日本語学校では3月が卒業シーズンなので
お別れの季節も3月になる。

でもLanguage Studio・まるでは
夏休みとクリスマス前後が区切りの時になりやすい。
長い休暇を取る前に、日本語の勉強も終わらせておこうと思うのだろうか。
また6月卒業、9月新学期となる欧米では
それに合わせて会社での異動が出てくるようだ。
だから6~8月はさよならをする生徒さんが多い。

そんなわけでちょうどこの時期、
長年お付き合いいただいたBさんとPさんともお別れすることになった。

お二人には、ほぼ同時期にまるの門をたたいていただいた。
それも、まだまるが軌道に乗る前だったから
長くはないけれど、まるの歴史と共に歩んできた方々と言っても過言ではない。
日本語の勉強を始めるのも同時期なら、
まるを去っていくのも同時期。
二人は一度も顔を合わせたことはないけれど、
教師の私としては、なんか感慨深い。
だからお二人の帰国はちょっと、いやかなり寂しい。

Bさんは去年から帰国の時期が決まっていたので、
それまでに何とか教科書を終わらせることができた。
最後はかなり駆け足になってしまって申し訳なかったけれど。
でもBさんは日本で奥さんを見つけて、しかもかわいい赤ちゃんまで連れての帰国となる。
最初は一人での来日だったのに、帰国する時は3人のファミリー!
Bさんは何故かAKB48ネタに詳しく
私もBさんに教えてもらったおかげで、あっちゃんも友ちんも身近な存在になった。
それにBさんにはいつもブラックジョークで笑わせてもらった。
Bさんがいなくなって、AKBネタにまた疎くなるのが怖い。
Bさんのジョークが聞けないのはかなり寂しい。


そしてPさん。
Pさんはご主人の香港行きが「突然」決まり
6週間くらいで引越しの準備から、香港での新しい家の手配、
それに4人の子供たちの学校に至るまで
全てを決めなければならなかった。
Pさんのご主人は、大切なことはいつも「突然」で
結婚も海外転勤もいつも「突然」だったって話をして
二人で大笑いをした矢先のこと。
この「突然」の話、怖くて国のお母さんにはまだ話せないでいるそうな。
日本での生活をとっても楽しんでいたのに、突然のお別れ。
う~~ん、私が寂しいよ。

それでもお二人とも出発ぎりぎりまでレッスンに通ってきてくださった。
これからは日本語がそれほど必要でなくなるにも関わらず。
本当にありがたいことだ。

それからもう一人。
一番気になるCさん。
ご主人が急病とのことで、こちらも突然の帰国となった。
ご主人の病状ももちろん心配だが、
何よりとてもとても気落ちしていたCさんが気にかかる。
帰国の知らせをわざわざまるまで出向いて伝えてくれたのだが、
憔悴しきったCさんを見るのはやるせなかった。
そして消化していないレッスン料は
だれか本当に日本語を勉強したい人のために使ってくださいと
返金処理に応じてくれなかった。
帰国して、少し笑顔になっているといいんだけれど…。

Language Studio・まるにとって夏は別れのシーズン。

それぞれの場所で、それぞれが
笑顔で毎日を暮らせるといいなと
Langauge Studio・まるの老教師は強く思っている。

またどこかで会えるといいね。
皆さんに会えたこと、感謝しています。



# by maru-blog | 2011-07-08 17:09

ねこカフェ VS...

フランスからやってきたOさんとのレッスンで、
ねこカフェが話題になった。

家で動物を飼えない人がやってきて
ねこをなでながらお茶を飲めるカフェなんですよ。

「初めて聞きました。
それはいいビジネスだと思います!」

でもねこたちにはきっとストレスですよね。
私はとても日本らしい考え方のカフェだと思いますが、
フランスには何か変わったカフェがありますか。

少し前の話だけれど、とOさんは前置きをして
「カフェフィロ」と教えてくれた。

つまり、カフェ・フィロソフィー。
テーマを決めて、そのテーマについてみんなで議論しあうカフェなんだとか。

なんと議論好きなフランスらしいカフェだこと!

Oさん、それ、日本では絶対にだめですよ。
みんな、行きたくないですよ。

Oさんが言うには
フランス人は家でもカフェでも人と話そうとするけれど、
日本人は家でもカフェでも自分の世界を大切にしようとする。

な~るほどね~。
カフェひとつとっても、お国柄っつーか国民性っつーか、出るんですね。

では、フランスの方々!
ねこを膝の上に抱きながら議論できる「ねこカフェ・フィロ」はいかがでしょう。
ねこの癒し効果で議論も穏やかになりますよ。



# by maru-blog | 2011-06-28 16:26

代々木上原駅前の日本語教室~Language Studio・まる~を主催する maru*maruの不定期日記です。
by maru-blog
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